SPI(Serial Peripheral Interface)は、マイコンとその周辺IC間の高速データ転送に広く用いられる同期式全二重通信インタフェースです。この通信規格はケーブルを介した通信はほぼ行われず、基板内のIC間通信で使うことがメインです。以下で詳しく解説します。 CPUとデバイスとの間の基板間通信では今も頻出する通信です。知らないといきなり詰むこともあるくらい大切な分野ですので、ぜひ最後までお読みください! SPI通信の基本構成 信号線 SPI通信では、以下の4種類の信号線を使って通信を実現 ...